昨年の〈SUMMER CONCERT 2021 想像 × 創造 Vol.2〉『追う者と追われる者』に
続き、Vol.3の『続 日本の怪談』が8月に開催される。
有名な怪談4作品を、前回とは異なる振付家によって、新たに生まれ変わるという趣向。
上演作品は、櫛田祥光・振付の「牡丹灯篭」、池上直子・振付の「雪女」、福田紘也・
振付の「耳なし芳一」、竹内春美・振付の「死神」。そして、草間華奈・振付の
「百華繚乱」の上演が予定されている。
キャストは、菅井円加、渡邊峻郁、牧村直紀、木村優里、木下嘉人
八幡顕光、本島美和、福田圭吾、五月女遥など豪華メンバーが出演。
8月14日の公演に先立ち、ハンブルグ・バレエ団プリンシパルの菅井円加が
コメントを寄せてくれた。
― コロナ禍の影響で、2020年以降のハンブルグ・バレエ団の来日公演が何回かキャンセルとなってしまいましたが、
バレエ団内でどのような変化があったのでしょうか?
しばらくの間、バレエ団のスタジオレッスンができなくなり、その代わりにカンパニーが支給してくれたリノリウムで
お家バレエ自主レッスンをしていましたが、やはり当時は
自己モチベーションを保つことが難しい日もあったことを
覚えています。
なのでその日の気分でエクササイズルーティンに少し工夫
をしたりして毎日を過ごしていました。
再びスタジオを使えるようになってからは、毎朝の通常クラスに加えて、ディレクターのアイデアで「Ghost ligh」という新しいクリエーションがはじまって、新しい刺激となりました。状況が少し良くなった今でも、このときのクリエーションは忘れられない思い出になっています。
―コロナ禍によって、ご自身に大きな変化はありましたか?
色々な面で自分自身をよく見つめ直せることができたので、
私は通らなくてはならない道だったのだと思っています。
Yamato City Ballet Summer Concert 2022
想像×創造 Vol.3『続 日本の怪談』
2022年8月14日(日)大和市文化創造拠点シリウス 芸術文化ホール メインホール
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