大きな反響を呼んだ絵本「えんとつ町のプペル」は映画・ミュージカル・歌舞伎になり、今回の
初のバレエ公演がいよいよ明日から開幕する。
振付は様々な作品を提供している宝満直也、主演のプペル&ブルーノに風間自然、ルビッチに
竹田仁美(元NBAバレエ団プリンシパル)と、スコップに八幡顕光(元新国立劇場バレエ団プリン
シパル)、レベッカに白石あゆ美(元 K-BALLET COMPANYプリンシパル)えんとつ掃除屋に
牧村直樹 (谷桃子バレエ団ファーストソリスト)のなど、総勢約60名のキャストが出演。
明日を本番に控え、ゲネプロ取材が新宿文化センター 大ホールにて行われた。
幕が開いた途端、惹き込まれる絵本プペルの世界観。
カラフルな家々が立ち並ぶ舞台美術に一瞬で童話の中に入り込んでしまった。そして、オリジナル
楽曲を生オーケストラでおくる贅沢さ。
「子どもたちに良質な音楽を届けたい」という製作総指揮・関巴瑠花の熱い願いのもと、大きな
スケールの公演となった。演奏はロイヤルチェンバーオーケストラ、音楽監修・指揮は冨田実里が
務める。
一人ひとりのキャラクターたちが、絵本の世界から自由な身体を手に入れ、ステップを踏む姿に
心が躍る。子どもたちもダンサーとして出演しているが、しっかりとしたバレエスキルの上に、
演技力もプロフェッショナル顔負け!
様々な衣裳を纏ったダンサーたちが舞台を彩り、舞台の隅から隅まで楽しめる。衣裳の美しさや
楽しいデザインも心ゆくまで堪能できるだろう。
本公演はファミリー席とファミリー応援席も設けられており、3歳の子どもからいっしょに楽しめ
る工夫もされている。
振付家・宝満直也よりメッセージ
「一見ファンタジーのようだが、実はとてもリアリティにあふれている。
この創作の現場のエネルギーにふれることを通して、夢を見ることってやっぱりいいな、
と思わせてくれる。そうしたところも感じてほしい」
予告映像はこちらから。
※当日券販売情報
各回開演1時間前からホール正面窓口で「えんとつシート」「S席」のみ発売予定。
2023年9月23日(土)、24(日)新宿文化センター大ホール
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